「アトピー肌だから髭を剃ったらどうしても刺激がきついんだよなあ・・・。かゆくならない方法ないかな?」
こういった疑問にお答えしていきます。
アトピー肌で刺激がつらい人でも髭剃りは毎日しなければなりません。
しかし、普通にゾリゾリ剃ってしまうと肌の組織も一緒にけずってしまい、症状が余計に悪化するリスクが高くなります。
どうやって対策すればいいか、考えてみました。
アトピーの髭剃りは電動シェーバー、保湿ケア、刃の掃除が重要
まず結論から言うと、アトピー肌の方が髭剃りをするときは以下の要素が重要になります。
・T字カミソリではなく電動シェーバーを使う
・髭剃りあとはしっかりと保湿ケアをする
・雑菌が繁殖しないように刃を清潔に保つ
こういったことを徹底すれば普通に髭を剃るときにくらべて、アトピーが悪化する可能性を下げることができます。
髭剃りでアトピーが悪化するのは皮膚の角層をけずりとってキズつけるから
そもそも、アトピーの方が髭剃りをするとどうして症状が悪化してしまいがちになるのでしょうか。
大きな原因としては、「カミソリの刃が肌の表面にある角層をけずること」「剃ったあとにケアをしないことで乾燥が進むこと」の2点が考えられます。
そもそもアトピー性皮膚炎の発症は、私たちの皮膚の1番表面にある「角層」という組織がなんらかの原因で弱ってしまい、肌のバリア機能が低下してしまうことが要因です。
肌バリアの低下は遺伝、ストレス、エアコンの風、紫外線、スキンケアの相性、加齢、ダニ、肌のかきすぎなどさまざまなものが考えられます。
バリア機能が低下することでうるおい成分が出ていって乾燥しやすくなり、普段はガードしているアレルギー物質や雑菌などの「異物」が侵入することでかゆみ、湿疹、肌荒れなどが発生しやすくなります。
また口の周りは人体でも特に皮膚が薄く、皮脂腺もすくないので特に乾燥しやすい部分です。
こういった原因のため、髭を剃るとどうしても肌の角層もはがれてキズついてしまい、水分が蒸発して乾燥したり、普段よりもさらに刺激に弱くなり肌トラブルが悪化してしまう..ということにつながります。
髭剃りはT字カミソリではなく電動シェーバーをつかう
アトピー肌の人が髭を剃るときは、できるだけT字カミソリよりも電動シェーバーを使うことをおすすめします。
T字カミソリは深剃りをするときに活躍しますが、刃が肌にダイレクトに触れながら剃っていくのでどうしても皮膚がダメージを受けやすくなります。いわゆる「カミソリ負け」ですね。
一方で電動シェーバーは外刃と内刃をつかって髭を剃っていくので深剃りではT字カミソリには負けますが、肌にダメージを与えない点ではすぐれています。
・T字カミソリ:深剃りできるが肌へのダメージが大きい
・電動シェーバー:深剃りはできないが肌へのダメージは小さい
もちろん電動シェーバーでも多少は肌への負担はありますが、しっかり保湿をすることでカバーすることが可能です。
また技術の進歩によってT字ほどではないにしろ、電動シェーバーでも十分に深剃りできるものが増えてきています。
髭が濃いからT字カミソリじゃないと満足できない…という場合でなければ、アトピーで肌が弱い方は電動シェーバーに変えるだけで格段に剃ったあとの症状の悪化を抑えることができるでしょう。
電動シェーバーで使う前に十分に髭を柔らかくしておこう
電動シェーバーで剃るときは、前もって髭を柔らかくしておきましょう。
水で浸したり、蒸しタオルで顔をおおうことで髭を柔らかく、剃りやすい状態にしておきましょう。
理髪店でヒゲを剃るときに、温かい蒸しタオルを当てられた経験はないでしょうか。実は、あの作業にはきちんとした理屈があるのです。
ひとつは、ヒゲに水分を与えることで柔らかくするという役割。水分を含むことで、ヒゲは40%も膨張し、柔らかくなります。こうすることで刃の滑りをスムーズにします。
もうひとつは蒸しタオルを当てることで毛穴が広がり、その中の汚れを落とすという役割。これは、より清潔な肌環境を整えるということでもあります。
引用元:https://www.kai-group.com/products/kamisori/use/shaving/
T字カミソリと違ってシェービングクリームなしでもそのまま剃れるのが電動シェーバーのメリットですが、事前に髭をやわらかくしておくことでさらに肌への負担をすくなくできます。
蒸しタオル40~45度くらいのお湯にタオルをつけて絞ることで簡単にできます。熱いので取り扱いには注意してください。
髭剃りのあとはしっかりと保湿ケアをする
先ほども書いたように負担がすくな電動シェーバーをつかっても、しっかりと髭を剃ったあとは肌に細かいキズが残っています。
そのまま放っておくとアトピーが悪化する原因になるので、剃ったらすぐに保湿ケアを忘れないようにしましょう。
保湿ケアをすることでうるおい成分を補充し、肌の乾燥を防いでキズの修復をうながします。
通常の化粧水はそこまで保湿力が高くなく、また人によってはヒリヒリする可能性があります。保湿性のより高い乳液が刺激もすくなくておすすめです。
刃を清潔に保つことで雑菌の侵入などを防ぐ
肌だけでなく、シェーバーの刃も定期的にメンテナンスをして清潔に保つことが大切です。
電動シェーバーを「剃ったら洗ってそのまま」にすると、刃の部分に雑菌が繁殖してしまい剃ったに肌のキズから侵入しやすくなってしまいます。
また、長年同じ刃を使っているとどうしても切れ味が落ちてくるので、肌の同じ部分を何度も往復して剃ってしまい、余計に皮膚をキズつけることにつながります。
そのため、刃を洗った後は乾いたタオルで水気をしっかり拭き取り、雑菌が増えることを防ぎましょう。
また、切れ味が落ちる前に刃もこまめに交換するようにしてください。
【往復刃】 外刃が約1年・内刃が約2年です。
【回転刃】 回転刃の目安は約1年です。
引用元:https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/10727/related/1
上記はパナソニックの電動シェーバーの刃の交換目安の時期ですが、各メーカーによって推奨される目安のタイミングがあるので、取扱説明書などで確認してみてください。
初期費用は高くなるがアトピーの悪化を抑えるならコストパフォーマンスは高い
数百円から買えるT字カミソリにくらべて、電動シェーバーは5枚刃など肌にやさしいものを購入すると1万~数万円ほどかかるケースが多いです。
初期費用はどうしても高くなりますが、剃ったあとのストレス軽減などを考えると、特にアトピー肌の方は電動シェーバーを使った方がコストパフォーマンスは高くなるでしょう。
かかりつけの専門医や家電量販店のスタッフの方へも相談しながら、自分にあった髭剃りの方法、そして電動シェーバーの種類を選んでみてください。
▼肌にやさしい服を着たい人はナノミックスをチェック!▼
「敏感肌とかアトピーでかゆくくて友達との会話に集中できない…」
「刺激が強いから服を着て外に出るのもイヤになる…」
「カラダが強くないから自分の免疫力を高めたい…」
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生地の糸1本1本を統一したことによるまるでシルクのような肌触り、吸水速乾にすぐれたナノミックスという生地を使用することで、服を着たときのこすれやかゆみを抑えます。
アトピーのケアは保湿だけではなく、日常生活での衣服の刺激をいかに抑えるのかも大切です。
ナノミックスは低刺激に加えて、代謝やうるおい効果を促進する効果もあるのでアトピーの原因にもなる肌バリア低下の改善にもつながります。
「ナノミックスってポリエステルでしょ?化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許(特許番号:第3884693号)も取得しています。
1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します!
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています!
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