「アトピーって治る前兆ってあるのかな?事前に知っとけば精神的にも楽なんだけどな・・・」
こういった疑問にお答えしていきます。
アトピーはかゆみ、乾燥肌などつらい症状がでることも多く、悩まれている人も多いと思います。
では、他の炎症や病気などのように「治る前兆」のようなものはあるのでしょうか?調べてみました。
アトピーの治る前兆=それぞれの症状がなくなっていくこと
まず結論からいうと、アトピーの症状が治っていく前兆は主に以下のようになります。
・かゆみが減っていく
・肌の荒れてる跡が薄くなっていく
・肌の荒れてる範囲が小さくなっていく
あせも、湿疹などの肌の炎症もこういった兆候が出始めたら症状がよくなっていくと言われますが、アトピーの前兆もそれとよく似ています。
具体的な前兆の順番としては「1.かゆみが減っていく→2.肌荒れが薄くなる→3.肌荒れの範囲が小さくなる」…という段階を踏んでいくことが多いようです(もちろん順番が前後する可能性もあります)。
つまり、しばらく治療を進めていて、まだ肌荒れは治ってないけどかゆみが減ってきた…という人は、回復に向かっていると考えていいかもしれません。
もちろんこれはあくまで一例です。
アトピーの症状の大きさ、個人の体質によってはこういった前兆がでなかったり、あるいは他の兆候がでてくる可能性もあります。
あくまで参考程度にしていただき、治療を進めていて気になることがあれば専門医の先生に相談することをおすすめします。
アトピーは再発させず症状を抑えていくことが大切
アトピーの治る前兆について書きましたが、厳密にいうとアトピーは「完治」させる…というよりもいかに「再発」しないように気を付けるかが重要です(記事中では便宜上「治る」という表現を使いました)。
「え?アトピーって治らないの?」という人もいるかもしれませんが、「北浜こどもクリニック」の北浜院長はインタビューでこのようにお答えしています。
アトピー素因は消えることがないので、それがなくなることを完治としたいのであれば、アトピーに完治はありません。アトピーにおいては、症状が発症せず抑えられた状態が続くことを寛解(かんかい)といいます。
(中略)
寛解の診断基準としては、暑さによる汗や寒さによる乾燥などの四季ごとのリスクを乗り越え、一年を通して薬も使わず、治療がなくても発症が抑えられ、肌が良い状態でキープできていれば寛解と言ってよいと思います。
引用元:https://hugkum.sho.jp/86827 ※一部リライト
上で出ている「アトピー素因(そいん)」とはわかりやすく言うと、アトピー(またはアレルギー)になりやすい個人の体質のこと。
アトピー肌の人の多くが持っているとされ、素因になる主な要因はその本人や家族が「アレルギー性の疾患(アトピー性皮膚炎、ぜんそく、結膜炎など)を持っている」、「IgE抗体(免疫が過剰にはたらく状態になる物質)を生み出しやすい体質」の2種類です。
アトピー素因という名称から「アトピー性皮膚炎」のみが発症しそうなイメージですが、個人の体質やきっかけによってはアトピー以外にも、花粉症、喘息などの症状がでる可能性もあります。
たとえば風邪などの病気は原因になるウイルスが退治されれば治りますが、アトピーはもともと本人が持っている遺伝子や体質の問題のため、こういった体質は変えることができない=完治しない…と言えます。
アトピーが症状が発生・悪化していくするきっかけは、ダニ、ほこりなどのアレルギー、肌の掻きすぎ、日常でのストレスなど人によって原因はさまざまですが、その根底にはアトピー素因が大きく影響しているのは共通しています。
日本アトピー協会でも、こういったアトピー体質は変えられないと断言されています。
アトピー体質を変えることはできません
体質は細胞内にある「核」の、さらに中にある染色体の中の、そのまた中にある「遺伝子」に組み込まれたもので、化学物質により信号がつくられ「ゲノム」と呼ばれています。
アトピー素因はその遺伝子に組み込まれ、遺伝子は細胞が分裂するごとに「複写」されて代々、受け継がれます。したがって体質は絶対に変えることは出来ません。
引用元:遺伝的要素 (http://www.nihonatopy.join-us.jp/padyna/genin/iden.html)
つまり上でも書いたように、アトピーは完治させるというよりも、治療を続けて症状を和らげて寛解していくことを目標にしましょう。
そして寛解したら、できるかぎり症状がふたたび起きないように状態を保っていくことが大切になります。
アトピーが治る(またはおさまる)前兆の詳細
アトピーが治る(おさまる)前兆は以下の3つがあります。
・かゆみが減る
・肌の荒れている跡が薄くなる
・肌の荒れている範囲が小さくなる
この3つが出てくるといい兆候にあります。
兆候の解説や悪化させないための方法なども記載しておきますね!
前兆1.かゆみが減る
かゆみの減少は、アトピーの症状が回復に向かっていく大きなサインの1つです。
寝ている間に肌を掻きむしったり、お風呂に入っているときにかゆくてたまらない…という回数が減っているならば治っていく兆候だと考えることができます。
肌の見た目の症状よりもかゆみの方が先に改善されるケースが多いのは、おそらくアトピーが体内で起きるアレルギー反応の1つのため、先にカラダの内側から症状がやわらいでくるからだと思われます。
前兆2.肌の荒れている跡が薄くなっていく
かゆみが減少したあとは、アトピーによってジュクジュクになったり、あるいは掻きすぎてガサガサになっている肌の跡がだんだんと薄くなっていきます。
例えるなら、転んでできた傷がしばらくするとかさぶたになって、だんだんと治っていく感じです。
まだまだ様子見は必要ですが、この状態からまたかゆみが再発したりしなければ、アレルギーの状態は順調に治っていると言えます。
前兆3.肌の荒れている範囲が小さくなっていく
順調にアトピーが回復していれば、肌荒れの跡が薄くなり、元の肌の状態に近づいていくのと並行して、跡の面積も小さくなっていきます。
こちらもけがをしたあとの傷跡が小さくなるのと同じですね。
ここから一定期間症状の悪化を防ぐことができれば、北浜院長も話していた「寛解」の条件を満たすことができるでしょう。
年齢を重ねるとアトピーが再発するケースもあるのでしっかりと肌のケアをしよう
子どもの頃にアトピー性皮膚炎になってその症状がおさまった(=寛解した)人でも、大人〜高齢者になると再度アトピー、または喘息などが発生するケースがあります。
こちらも大抵の場合は、アトピー素因が元になって、なにかのきっかけで子どもの頃とは別の形でアレルギー症状をふたたび生み出していると考えられます。
そのまま治ってしまうことも多いと思いますが、大きくなってから再びアトピー性皮膚炎が悪化する人たちがおられます。その場合、就職・進学・一人暮らしなどを契機に悪化することが多いと思います。
引用元:http://www.yamamoto-hifuka.jp/advice/atopi.html
このように人生の中で環境が変わったりするストレス、もしくは加齢による体調の変化などで長年症状が起こらなかったアレルギー症状が再発する可能性はあります。
アトピー 性皮膚炎は生涯にわたってケアをしていく疾患です。
ストレスを個人レベルでコントロールするというのはなかなか難しいかもしれませんが、こまめなスキンケアや低刺激の衣類を身につたりして、肌をコントロールして再発の予防をしていきましょう。
アトピーを悪化させないための簡単な方法2選
アトピーが治る前兆を加速させるための方法が2つあります。
それが「寝ている間に掻きむしらないための手袋」「普段から肌を守るチューブ包帯」です!
就寝時は誰もが無防備になっていることが多いです。
皮膚の痒い状態で無意識に掻いてしまってなかなか肌荒れやアトピーが治らないということもあります。
そんな時に肌に優しいナノミックスを使用した手袋を着用しておくことで、掻きむしりを防ぐことができます。
その他にもチューブ包帯は日常的にも使いやすく、自然治癒力を高めるためにも有効です!
アトピーの場合は自然治癒力や抵抗力を高めることで寛解に近づくので、血行を良くして肌を傷つけないようにしていきましょう!
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「ナノミックス ってポリエステルでしょ?化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許(特許番号:第3884693号)も取得しています。
1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します!
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています!
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