「サウナって血流がよくなるってきくからアトピー改善できるかな?でも汗がしみるのもきになるなあ・・・」
このページではこのような疑問にお答えしていきます。
アトピーを改善しようとするときに肌ケアと同じくらいよく挙げられるのが「血行促進をうながすこと」です。
では、血流がよくなると評判のサウナは、アトピーの改善になるのでしょうか?調べてみました。
アトピーを改善させるならミストサウナに入って汗は早めに流すのが負担が小さい?
まず結論から言うと、アトピーに悩んでいる人が肌への負担をおさえつつ改善させていくならば「ミストサウナに入って、汗はサウナから出て早めにシャワーでさっと流す」のがベターな方法だと思われます。
しかし大前提として、アトピーの症状には個人差があるので、肌が通常よりも敏感になっている状態でサウナに入るのは人によってはより刺激が強くなって症状が悪化してしまうリスクもあります。
サウナでアトピーを改善したい!…と考えている人は、事前に専門のお医者さんに相談して、自分の体質・症状にあわせて判断することを強くおすすめします。
サウナに入ることで肌やカラダの免疫力のアップは期待できる
では、アトピー肌の人がサウナを利用する効果・メリットはなんでしょうか?
日本アトピー協会ではサウナを利用することについてのメリットが書かれていたので引用します。
サウナ浴には高温乾燥のドライサウナと低温高湿のミストサウナの二種類があってお肌の健康づくりにはミストサウナが有効のようです。
サウナ浴の効用は第二の汗腺といわれている「アポクリン腺」から脂溶性の汗とともに皮膚の老廃物が排出されお肌の新陳代謝が促されることで、お肌を内部からクリーンにするとともに血行がさかんになることで皮膚細胞の生まれ変わりを促します。
引用元:http://www.nihonatopy.join-us.jp/skin/shittoku/bathe.html
まとめると、サウナには発汗することで血行を促進して肌の免疫力などもアップする効果もあります。
そしてアトピー体質の人が利用するなら、2種類のサウナのうち、肌や身体への負担がすくないミストサウナの方が有効だと日本アトピー協会では記述しています。
ミストサウナはアトピー肌へも負担がやさしい
ミストサウナは上でも書かれているように、ドライサウナとくらべると低温高湿でじっくりとカラダを温めて発汗をうながすことを目的にしたサウナです。
低温といってもあくまで「ドライサウナ」と比べた場合です。普通に屋内ですごすのと比べたらやはり暑いことは暑いです。
・ドライサウナ:温度 約80~100℃ / 湿度 約5~10%
・ミストサウナ:温度 約40~50℃ / 湿度 約40~50%
それでもドライサウナの約半分の温度なので、サウナ内で呼吸をするときのあの息苦しさもすくなく、比較的長い時間入っていることもできます。
またドライサウナに比べてかなり湿度は高い環境なので、乾燥肌にもなりがちなアトピー肌の方でも、水分が飛ぶのをガードしてくれます。
スーパー銭湯ではやはりドライサウナの方がメジャーですが、ミストサウナを設置している施設もあるのようなので、興味のある人は調べてみてください。
普段カラダを洗うときはゴシゴシとこすって汚れを落としがちですが、アトピーで敏感になっている人はさらに悪化するリスクもありますよね。
ミストサウナを使うことでボディウォッシュをしなくてもある程度は老廃物や汚れを汗として排出できるので、あとはシャワーなどでさっと流すだけなら肌への負担もへりそうです。
・・・それでも通常に比べると高温の環境なので、いつもよりも肌への刺激はより強くなる可能性はあります。
どのくらいの時間サウナに入っていいかは個人の症状によって変わるので、繰り返しますが専門のお医者さんに事前に聞いておくといいでしょう。
ドライサウナはやはりアトピー肌には負担がきつい
一方でサウナといえば真っ先に多くの人がイメージする「ドライサウナ」ですが、アトピーの人が改善のために利用するのはあまりおすすめはできません。
もちろん個人の症状によってわかれるので一概にはいえませんし、カラダの老廃物を汗として流す効果はミストサウナと同じように見込めるでしょう。
しかしサウナによっては100度近い高温と、湿度10%程度というカラカラに乾いた環境は、敏感肌の人にとってはやはり過酷。
アトピーの人は皮膚の表面にある角層の「肌バリア」が弱くなっているので、より熱や乾きによる刺激がダイレクトに伝わります。
またサウナ上がりに水風呂に入る人も多いと思いますが、こちらの急激な温度の変化もデリケートな肌の人には推奨できません。
サウナに入っても汗をすぐに拭き取れば問題ないと言う声も
…「サウナは肌へのダメージが大きいからあまり使わな方がいいのではないか?」という意見の一方で、「熱いお風呂よりもサウナに入っている方が肌の痛みは増さないので、すぐに汗を洗い落とせば問題ないし改善するのではないか」という声もあります。
たとえばご自身でもアトピーの症状と50年付き合っている石黒皮膚科クリニックの院長、石黒和守さんは皮膚科医会のシンポジウムで以下のように発表しています。
熱いお風呂のあとで 痒くなりますか?との質問で「はい」 と答えた人は 67.5%でした。
それに対してお風呂より温度も高く、汗も多くかくはずのサウナのあとで痒くなりますか?との質問で「はい」と答えた人は意外なことに15.8%でした。
この三者間には汗>熱いお風呂>サウナの順に有意差があり、汗をかくと自己抗体で痒くなりますが、汗をかくこと自体はアトピーには良いことで、 サウナに入りすぐ冷たいシャワーで 汗を流せば皮膚の状態は良くなると経験上思っていましたが、そのことを裏付ける結果となりました。(中略)
従いまして、アトピーの汗対策は積極的に汗をかかせ汗をすぐ拭き取ることが重要であると考えています。
引用元:http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-131024.pdf
つまりどんどん汗をかいて血行促進や代謝をアップしたり、老廃物を排出すること自体はいいことのようです。
しかし、そのまま汗を放置してるとバイ菌などが繁殖してよりアトピーが悪化してしまいますので、いかに早く拭き取るかが重要になります。
まとめ:最後は個人のアトピーの症状や体質次第
…ここまでをまとめると、アトピー肌の人が症状を改善させるためにサウナを利用するならば結論でも書いたように、「比較的温度の低いミストサウナでじっくり汗をかき、サウナからでたらさっとシャワーで洗い流す」という方法が肌に負担が少ないのではないかと思います。
もちろん「私は逆にドライサウナに入っていた方が症状がわりと軽くなった」という人もいるかもしれません。
このあたりの改善具合は、最終的にそれぞれ個人のアトピーの症状や体質次第…ということになります。
「このサウナの利用方法なら肌への負担は少ないのではないか」というのも、あくまで当サイトの個人的な意見としてお考えください。
実際には事前に専門家の意見を聞いたり、短時間だけサウナを使ってどのくらい負担があるのかなどを確認していただければと思います。
汗の処理と掻かないことがアトピー改善の一番の近道
肌のダメージを促進させる最も簡単な要因は『清潔に保つ(汗の処理)』ことと『掻かない』ことです。
汗が肌の汚れとなって、掻いた傷からばい菌が繁殖することが痒みの原因になります。
そして、さらに悪化してまた痒くなり掻きむしるという悪循環が生まれます。
そういった悪循環を止めるためにも最初の『掻く』ことを止めることを優先すると肌の状態がよくなったという報告をたくさん受けております。
しかし、肌の痒みを止めることは容易ではなく、それができれば苦労しないというのが現状です。
そのためにまずできることが、衣類の変更です。
インナーシャツなどの下着などを変えて肌への刺激を減らすということができます。
また、ナノミックス素材のチューブ包帯や手袋、インナーシャツは肌トラブルを抱えている方に非常に人気のアイテムです。
ついつい掻いて気持ちよくなりがちですが、掻かないことで回復を早くし自然治癒力や新陳代謝も養うことができます。
サウナや運動の汗をかくときは特に肌の清潔さを確保しましょう!
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「敏感肌とかアトピーでかゆくくて友達との会話に集中できない…」
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こういった肌やカラダに関する悩みをお持ちの方は、ワンポイント株式会社が提供する衣類ブランド『ナノミックス』がおすすめです。
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まるでシルクのような肌触りと、吸水速乾にすぐれたナノミックスという生地を使用することで、服を着たときのこすれやかゆみを抑えます。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許も取得しています。
1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
保湿剤を塗った後にパジャマがわりにナノミックスのシャツを着て睡眠…のように他の肌ケア対策と組み合わせるとより敏感肌の改善に効果的です。
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