アトピー

アトピーは梅雨になると悪化する3つの理由。症状をおさえるにはどうすればいいか解説

 

「梅雨ってジメジメしてカビも生えやすいけど、やっぱりアトピーにも影響あるのかな?」

 

こういった疑問にお答えしていきます。

 

梅雨のシーズンになると「湿度も気温も高くなるからイヤだなあ」と不安になるアトピー肌の方も多いと思います。

 

では、実際に梅雨のシーズンにはアトピーにはどういった影響があるのでしょうか。調べてみました。

 

アトピーは梅雨の時期に悪化しやすい傾向にある

 

まず結論からいうと、アトピー肌の症状は以下の3つの理由から「梅雨の時期には悪化しやすい」と呼べます。

 

・季節の変わり目に体が追いつかない

・高い湿度、低気圧によって体調が悪くなる

・ダニ、カビなどのアレルギー源が発生しやすい…など

 

もちろん個人の体質やアトピーの症状、その日の気温、湿度などによって左右されるので一概にはいえません。

 

しかし雨が多く湿度が高くなる時期なので、やはり人体にもそれなりに影響は出てくるようです。

 

梅雨に入っていつもよりアトピーの症状がよくない…と感じる人は、はやめにかかりつけの専門医の方に診察してもらうことをおすすめします。

 

季節の変わり目に体が追いつかない

 

よく「季節の変わり目になるとアトピーの具合が悪くなる」ということを聞きますが、梅雨の時期にもどうやら当てはまるようです。

 

朝晩の気温が大きく変化しやすく、環境の変化に体が追いつかずにストレスも溜まって体調を崩す人も多い時期になります。

 

アトピーが悪くなる季節はいつ?

診察をしていると、「季節の変わり目」と答える患者さんが一番多い気がします。

脂の分泌がまだ少ない春先の暑い日に汗をかいたり、発汗の影響がまだ強く残っている時期に寒さを感じて乾燥したり、季節の変わり目にはバリアー機能の障害と刺激とが相互に影響しやすいからなのかもしれません。

引用元:http://www.kmu.ac.jp/hirakata/hospital/knowledge/knowladge018.html

 

ちょうど初夏から本格的に夏に切り替わるタイミングで、最低気温と最高気温の差が大きくなるまさに「季節の変わり目」だと言えそうです。

 

6月の気温は、全国的に見ても約15℃〜30℃になっていることがわかります

東京では最高気温の平均が25.5℃、最低気温の平均が18℃となっており、気温変動が大きいのが6月の特徴でもあります。

引用元:https://weathernews.jp/s/topics/201906/020085/

 

日中はジメジメとしてむし暑くなりますが、朝晩は長袖を着ないと肌寒く感じるほど気温が下がる日もあるので免疫力が低下しているアトピー肌の方はよりかゆみなどの症状が悪化しやすくなる…といえます。

 

高い湿度、低気圧によって体調が悪くなる

 

梅雨は高い湿度と低気圧がずっと続きがちですが、これらが原因になってアトピーが悪化する方もいます。

 

雨が降るとなんだか気分がすぐれない…という方も多いですが、これにも湿度と低気圧を基にしたしっかりとした理由があります。

 

≪アトピーが悪化する原因≫

大気中の圧力が弱まり身体が膨張する

・血液循環やリンパの流れが悪くなる

・自律神経に影響する

体内でうまくコントロールできなくなる

アトピーが悪化

※気圧が低い程、体調や皮膚症状の悪化の度合いが強くなる傾向があります。

引用元:https://soujikai.jp/blog/osaka/20200710_2.html(※一部リライト)

 

外気の湿度が高くなると、水を処理する機能が低下している人は、体調が悪くなります。(中略)

梅雨は、どのような人でも体の中の水分を発散させにくくなり、いわゆる漢方でいわれている「水毒」がたまりやすい時期で、免疫力が低下しやすいとされ、このため梅雨独特の体の不調を訴える人が多いのです。

引用元:https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/34/02.html

 

このように低気圧でアトピーが悪化するのは、血行などの流れが悪くなることによる影響が大きいとされています。

 

また湿度が上がることで体の中の老廃物などを汗として排出しにくくなり、結果的に体内にとどまることによって免疫力が低下します。

 

免疫力が下がるので肌のバリア機能も低下してしまい、よりダイレクトにアレルギー物質などの刺激を受けやすくなるリスクがあがってしまいます。

 

ダニ、カビなどのアレルギー源が発生しやすい

 

他のシーズンよりも湿度が高いことによって、ダニ、カビなどアレルギーを引き起こす物質、生物などが発生しやすいことも梅雨にアトピーが悪化しやすい特徴の1つです。

 

他のアトピーの原因としては、卵などの特定の食物、ストレス、ほこり、花粉、肌の掻きむしりなどによって皮膚や体内が刺激され、そこから生まれたかゆみや炎症が慢性化することが挙げられます。

 

肌バリア機能、免疫力が低下している状態でこういったアレルギー源に感染すると、免疫が過剰に反応することでジュクジュク肌などのアトピー症状が発生しやすくなります。

 

そしてかゆいからといって肌を掻きすぎると皮膚の表面がキズつき、余計に肌バリアが弱くなり、刺激や異物を受け入れやすくなり、そこからかゆみが発生して掻きすぎる・・・という悪循環になりがちです。

 

代謝と換気をよくして、肌を清潔に保つのがベストな対策

 

 

梅雨シーズンにアトピーの悪化リスクを減らすには以下の方法が有効になります。

 

汗をかいて代謝をよくする

 

湿度が高いからこそ、いつもより積極的に汗をかいて余分な水分や老廃物などを流していくことが重要になります。

 

運動して汗をかくことを嫌がる人もいるかもしれませんが、代謝をあげることで血行をよくしつつ、体の中にこもっている熱を放散しやすくしてくれます。

また汗に含まれるうるおい成分(乳酸ナトリウム、尿素など)で肌の保湿を改善し、バリア機能を高めることでアレルギー物質の侵入を防ぎます。

 

普段はできるだけ風通しのいいところで過ごしながら、こまめに散歩をしたり、ジムでトレーニングすることで代謝をあげていきましょう。

 

ただし、汗をかいたまま放置すると雑菌がそのまま増えてしまい、かゆみ・アトピー症状のさらなる悪化の原因になりかねません。

 

できるだけ早めにシャワーで洗い流したり、ハンドタオル、汗拭きシートを携帯してサッと拭き取れるようにしておきましょう。

 

特に汗が溜まりやすい首元、胸部、ひじ、膝裏、背中などは運動の前にワセリンなどの保湿剤を塗ることで汗をはじいてくれてかゆみの誘発を防いでくれます。

 

肌を清潔に保つ

 

上で書いた「汗をこまめに拭き取る・洗い流す」にもつながりますが、刺激・異物が侵入しないようにできるだけ肌を清潔にすることも大切です。

 

拭き取るときのタオルもやわらかく肌にやさしいものを使い、ゴシゴシとこすらず刺激を生まないようにしてください。

 

また保湿剤をこまめに塗るり、肌に必要なうるおい成分が逃げ出さないようにしましょう。

 

換気、掃除をこまめにする

 

梅雨の時期に増えがちなカビなどの発生をおさえるために、こまめに換気をしたり、除湿機を設置することで湿度をできるかぎり下げるようにしましょう。

 

梅雨に入ると、長雨による室内干し、換気不足など、カビを発生させやすい条件が揃います。実際に、梅雨特有の高湿度環境とカビは、呼吸器症状や喘息症状、結膜炎などのアレルギー疾患を助長するとも言われています。 (中略)

エアコンの温度調整だけだと、高温多湿な夏は調理や(浴室の)温度差などの影響も受けて結露が生じやすく、カビも生えやすい環境になります。掃除や換気を怠ると、カビが付着しやすくなります。室温や周囲の環境などに配慮しながら、窓開け換気も引き続き行いましょう。

引用元:https://athleterecipe.com/column/18/articles/202006240000271

 

機密性の高い現在の住宅では原因物質が繁殖しやすくなっており、また湿度が高い梅雨の時期はさらに条件が整ってしまいます。換気を徹底して行うことは、原因物質の繁殖抑制につながります。

引用元:https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/34/02.html

 

また梅雨の時期はダニも発生しやすく、ダニそのものやフン、卵、死骸などを吸い込むことでアレルギー反応を起こす可能性があります。

 

換気に加えてカーペット、布団(枕)、家具の隙間などをこまめに掃除して、ダニの発生を防ぐようにしましょう。

 

まとめ

・梅雨は季節の変わり目なのでアトピーが悪化しやすい

・湿度の上昇によるカビ、ダニなどが増殖しやすいのも原因

・こまめな換気、掃除、運動での発汗が悪化を防ぐために役立つ

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アトピーの治療は保湿ケアやストロイドなどの塗り薬だけでなく、日常生活での衣服の刺激をいかに抑えるのかも大切です。

 

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1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤

2.新陳代謝機能改善亢進剤

3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤

4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤

5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤

 

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