「アトピーなんだけど、どうしてもタバコ吸いたいなあ・・・。やっぱり症状的にはマズイのかな?」
こういった疑問にお答えしていきます。
タバコをずっと吸っていると肺がんリスクなどが高まることは有名ですが、アトピーなどの肌への炎症に影響はあるのでしょうか?調べてみました。
タバコを吸い続けるとアトピーの症状が悪化するリスクあり
まず結論からいうと、タバコを吸い続けるとアトピー性皮膚炎の症状が悪化する可能性があります。
これは自分自身がタバコを吸う「能動喫煙」でも、誰かのタバコの煙を吸う「受動喫煙」でも同じです。
・能動喫煙:アトピー発症、悪化のリスクあり
・受動喫煙:アトピー発症、悪化のリスクあり
まず、アトピー性皮膚炎になる大きな原因は、「アトピー素因」という個人の体質(遺伝子)による、肌の表面にある角層のバリア機能(肌バリア)と免疫力の低下によるものです。
角層は皮膚を構成する「角層・表皮・真皮・皮下組織」の1番外側の部分で、外からの刺激や細菌から私たちのカラダを守ってくれています。
しかし何かのきっかけでアトピー素因によってこの角層の肌バリアの機能が低下すると、本来ガードできているはずの刺激、雑菌、異物が体内に入ってきて、激しいかゆみや炎症を起こします。
問題はこの肌バリアの低下がどんな要因によって引き起こされるかですが、基本的には一概には言えず、個人個人の置かれている状況によって異なります。
肌バリアの低下は遺伝、ストレス、エアコンの風、紫外線、スキンケアの相性、加齢、ダニ、肌のかきすぎなどさまざまです。
これらにアトピー素因が過剰に反応してしまい発症すると言われています。
こういったバリア機能の低下は私たちの体の中の免疫力にも悪影響です。
また、体の免疫力自体が下がっているので1度アレルギー物質によってかゆみや湿疹が発症すると慢性化しがちで、治療をしてもなかなか治りにくくなってしまいます。
タバコには多数のアレルギー物質が含まれている
ご存知の方も多いと思いますが、タバコには多数のアレルギー物質が含まれており、煙を通じて体内に侵入することでアトピーが発症、あるいは悪化するリスクがあります。
タバコの煙にはベンゼン、トルエン、ホルムアル デヒド、 フェノールなど様々なアレルギーを誘発する物質が含まれます。(中略)
ホルムアルデヒド、アセトアル デヒド、トルエン、キシレンなど、シックハウス対策で規制される化学物質は、タバコ煙にも含まれています。
引用元:日本肺癌学会および日本内科学会/喫煙問題に関するスライド集(http://square.umin.ac.jp/nosmoke/material/TS_allergy.pdf)
このようにタバコの煙自体は問題なくても、含まれているアレルギー物質がアトピー素因を刺激して湿疹などが起きる可能性は上がります。
たとえば1日1本吸う程度なら影響は少ないかも知れませんが、これが1日3〜4本、あるいは1箱吸う…というようにタバコの数が増えていくとそれに比例して肌や体へのリスクも大きくなっていくでしょう。
子どもがいる家庭での喫煙はアトピーに関連した症状が大きくなることも
個人での喫煙だけでなく、子どもがいる家庭での喫煙は、通常の健康状態の悪化に加えて、アトピー素因に関連した症状が出てくる可能性があります。
特に乳幼児などの気道系が未熟なものほど、喫煙の影響を強く受けます。
その結果、アレルギーになりやすいという遺伝情報をもつアトピー性皮膚炎の子どもさんでは、家族の誰かが室内で喫煙していると、気管支喘息になる危険性が4~8倍にもなるといわれています。
風邪を引きやすい、風邪を引くといつまでも咳が残る、このような症状のある子どもさんは、気道系が弱く、過敏になっていると考えて良いでしょう。
引用元:乳幼児期のアトピー性皮膚炎について(http://kobe-iryo.jp/itayado/faq3.html)
ご自身がアトピー肌の方の場合、お子さんも遺伝でアトピー素因を引き継いでいる可能性があります。
そのため喫煙をすることで煙に含まれるアレルギー物質がご自身だけなくお子さんの素因も刺激して、将来的にアトピーだけでなくぜんそくなどの他の疾患が出てくる危険性が大きくなってくるでしょう。
禁煙が難しければタバコの本数を控える
アトピーが気になるけど禁煙するのはなかなかむずかしい…という人は、1日に吸うタバコの本数をすこしずつ減らすことを心がけましょう。
たとえば1日に3〜4本吸うなら1本減らして2〜3本程度にすることで、それだけアレルギー物質が体に入る量を少なくすることができます。
またお子様や妊婦さんへの影響が気になる場合は、ベランダなどで吸うことで副流煙を逃しやすくなります。
1人で吸うときも屋外の方が煙を多量に吸い込むことを防げます。
もちろん一気に禁煙できるのがベストですが、また吸い始めてしまったり、タバコを止めることで精神的にイライラすることでアトピーがさらに進行しては元も子もありません。
まずはなるべく屋外で吸う→本数を少しずつ減らす→うまくいけば禁煙…のようにすこしずつステップアップしていきましょう。
普段からアトピー肌へ刺激を与えない服を着るのも大切
塩水でのアトピーケアと並行して、普段身につけている洋服やパジャマ(特にインナー類)もできるだけ低刺激のものを選びましょう。
刺激のすくない服であればそのぶん肌へのダメージやキズも抑えられるので、塩水に触れたときにしみたり、かゆくなったりすることを防ぎます。
アトピーや肌荒れに特化した繊維であれば、普段から着用しているインナーシャツや下着などで新陳代謝を促すことができ、抵抗力を高めます。
また、手袋やチューブ包帯などを使用することで睡眠時の掻きむしりを防ぐことができるので塩水と並行して使用するとなおよいです。
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