「アトピーだとヘルペスになりやすいって聞くけど、本当なのかな?」
こういった疑問にお答えしていきます。
アトピー性皮膚炎になると免疫力が落ちるとよくいわれますが、ヘルペスのような一見無関係にも見える疾患にも関係してくるのでしょうか?調べてみました。
アトピー性皮膚炎になるとヘルペスを発症しやすくなる
まず結論からお伝えすると、アトピー性皮膚炎になるとヘルペスを併発してしまう可能性も高くなります。
大きな原因としてはアトピーによって、通常であればガードしてくれるアレルギー物質などの影響を受けやすくなるからです。
そもそもこういった刺激やアレルギー物質などの「異物」は、肌の1番表面にある「角層」がはじいてくれることで体内への侵入を防いでくれています。
しかしこの角層のバリア機能(肌バリア)や免疫力が低下し、通常ならガードされるはずの異物が体内でアレルギー反応を起こし、アトピーによる湿疹や炎症、ヘルペスのような疾患が発生しやすくなります。
バリア機能が低下する理由は…?
肌バリアが弱くなるきっかけはストレス、エアコンの風、紫外線、スキンケアの相性、加齢、ダニ、肌のかきすぎなどさまざまです。
原因は1つだけではなく、複数の要素が組み合わさって低下するケースもあります。
これらにアトピー素因(アトピー、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなどを起こしやすい体質のこと)が過剰に反応してしまいアトピーが発症すると言われています。
またアトピーでは体の免疫力も一緒に低下しているケースが多く、1度アトピーやヘルペスになるとすぐに治らず慢性化してしまい、症状がおさまるまで時間を要する場合があります。
単純ヘルペスとアトピーは共通性が高い疾患
単純ヘルペスには「口唇ヘルペス」など、症状を発する部位によって呼び名がわかれますが、分かりやすく言うとヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症です。
普通に「ヘルペス」とだけ呼ばれる場合は、この「単純ヘルペス」のことを指しているケースが多いです。
発症するとかゆみ、腫れ、水ぶくれなどの症状があらわれ、おおよそ1〜2週間ほどでかさぶたになっておさまっていきます。
そしてヘルペスの大きな特徴は「抵抗力が低いときに発症しやすい」ということ。
主に口唇、陰部に感染し、そこの神経節に定着し、免疫細胞が普段は抑え込んでいますが、風邪、疲れ、ストレス、日光、月経、性交など、疲れたりしたときに、抑える力が弱くなり、同じ部位に水ぶくれの再発を繰り返す病気です。
引用元:白鳥皮フ科クリニック(https://shiratorihifuka.com/ippan/tanjyun)
またアトピーなどで抵抗力が落ちているときにヘルペスに感染すると1箇所での湿疹だけではなく、じわじわと広範囲に症状が広がっていき「カポジ水痘様発疹症(かぽじすいとうようほっしんしょう)」として重症化する可能性もあります。
Q3: カポジ水痘様発疹症ってどんな病気?
A3:カポジ水痘様発疹症(かぽじすいとうようほっしんしょう)は単純ヘルペスウイルスが皮膚に感染するために起こる病気です。広い範囲に小さい水ぶくれができ、リンパ腺がはれたり、熱も38度以上の高熱がでることが多く、時には脳炎を起こすこともあります。
水いぼと同じように、アトピー性皮膚炎患者のように皮膚がかさかさしていると感染しやすくなると考えられます。
引用元:九州大学医学部 皮膚科学教室(https://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/14/kranke.html#03)
上記のような特徴があるため、「肌バリア機能と免疫力が低下することで発症しやすい」「1度おさまっても再び抵抗力が落ちると再発の可能性がある」というアトピーの症状とは共通性が高いといえそうです。
アトピーとヘルペスは共通してできる予防策も多い
アトピー性皮膚炎と単純ヘルペスは「免疫力が落ちることで感染しやすくなる」という共通性があるので、どちらも予防策は似ていると言えます。
もちろんアトピー、ヘルペスはそれぞれ違う疾患なので細かい予防策、症状が起きた後の治療法は変わってきます。
詳しくは専門医に相談することがベストですが、普段から予防をするなら有効な方法は重なる部分も多いです。
大まかには以下の通りです。
疲れやストレスを溜めずに免疫力を保つ
仕事や人間関係による疲労、ストレスが慢性化してしまうと、免疫力が下がってアトピーやヘルペスにかかりやすく(または再発しやすく)なります。
こまめに運動をしたり、睡眠をとったり、何か趣味をもったりすることでできるだけストレスを溜めないように普段から心がけましょう。
特に睡眠時間が不足すると集中力が下がってイライラしてしまい、疾患のリスクが高まります。
個人によってベストな睡眠時間は違いますが、できるだけ7時間程度は毎日とるようにしましょう。
関連記事:アトピーは寝不足で悪化する?睡眠がとれないとどうなるか解説
紫外線をできるだけ避ける
屋外での紫外線は適度にあびる程度ならまだしも、過度に日焼けをしすぎると肌バリアや免疫機能が低下するリスクがあります。
できるだけ日陰ですごしたり、日向にでるときは事前に日焼け止めクリームを塗るなどの紫外線対策をこころがけましょう。
・帽子をかぶる(つばが大きければよりOK)
・こまめに日陰に入る
・アームカバーをつける
・UVカット機能の高い衣類を着る
・サングラスをかける
日焼け止めクリームも個人の体質によって合う、合わないがあるので、特にアトピーの方、敏感肌がきつい…と感じる方は事前に専門家に相談することをおすすめします。
関連記事:アトピー肌で日焼け止めは塗っていい?悪化?注意するポイントを解説
普段からアトピー肌に刺激を与えない服を着るのも大切
普段身につけている洋服やパジャマもできるだけ低刺激のものを選びましょう。
刺激のすくない服であればそのぶん肌へのダメージやキズも抑えられるので、擦れたときに痛くなったり、かゆくなったりすることを防ぎます。
肌がきずつかなければ肌バリアの低下を防ぐことができて、結果的にアレルギーやウイルスの侵入を防ぐことにもつながります。
あまりゴワゴワしたような素材はさけて、肌触りのやわらかいコットンや、吸水速乾にすぐれた高機能ポリエステルが使われている服を選ぶのがおすすめです。
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「ナノミックスってポリエステルでしょ?化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれません。
しかし、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
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1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します!
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています!
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日付:平成22年3月2日 氏名:T 様 使用者性別:女性 使用者年齢:7歳
使用期間:平成22年3月2日 ~ 平成22年3月22日
アトピー性皮膚炎 – カサカサ肌。 4ヶ月ごろから肌に湿疹ができ、肌もかきむしってひどく病院で「食物アレルギー」と言われ、食べ物に気を付け、ステロイド剤をぬって良くなりました。 でも、成長するにつれて、特に冬になると肌が乾燥してかゆくなる事が多く、血がでてしまうほどかいてしまいます。
サポーターをするようになってから少しずつ赤みもきえて、あまりかくこともなくなりました。 まだ3週間ほどですがきれいになっていくのがよくわかります。子供も自分でサポーターをつけて頑張っているので続けていきたいと思います。
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詳しくはナノミックスECサイトの「お客様の声・感想」のページもご覧くださいませ。
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