「アトピーだけど、お酒飲みたいんだよなあ・・・。飲んだらかゆくなったりとかするのかな?」
こういった疑問にお答えしていきます。
日常的にお酒をたしなむ人も多いと思いますが、アトピー肌の人がビールなどのアルコール類を飲酒するとどう言った影響があるのでしょうか?調べてみました。
アトピー性皮膚炎でお酒を飲むとアルコールで症状悪化のリスクあり
まず結論からいうと、アトピー肌の人がお酒を飲むと症状が悪化するリスクがあります。
ご存知の方も多いとは思いますが、ビール、チューハイ、日本酒などのアルコール類には以下のような作用があり、摂取しすぎるとかゆみを誘発したり乾燥肌になる可能性が高まります。
・中枢神経系への作用→掻く動作がひどくなり、無意識に湿疹部分を掻いて悪くする。麻酔作用により掻いても痛みが少なく、傷がひどくなる。
・血管拡張作用→皮膚への血行がよくなり、かゆみが増す
・利尿作用→肌が乾燥しカサカサする
引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/300649/
これら以外にも、お酒を飲み過ぎるとアルコールを分解する肝臓への負担が大きくなり、こちらもアトピーのかゆみを誘発させることにつながります。
どのくらいの量のお酒を飲むとアトピーへの悪影響が出てくるかはその人のアトピーの症状、体質、お酒の強さなどによって異なります。
あまりにも症状がひどくなると、「お酒を飲む→かゆみや乾燥肌が悪化→掻きむしる(感覚が麻痺しているので強く掻きがち)→肌バリアが低下→よりかゆみが強まる→掻きむしる」…という悪循環になりがちです。
後から書くようにどうしても飲みたいなら自分でルールを決めるのがいいですが、基本的にはアルコール類は積極的に飲まない方がいいのではないかと思います。
ほどほどのお酒は血行が促進してストレスも解消される
お酒はアトピー症状を悪化させると書きましたが、絶対禁酒が必要!…というわけでもなく、量を考えてほどほどに飲むなら悪い影響ばかりではありません。
たとえば、中枢神経にアルコールが作用することで明るく楽しい気分になり、ストレスの解消へつながったり、血行が良くなることで肌の代謝がよくなりアトピー症状の改善につながります。
血流がよくなるとかゆみが発生しがちですが、かゆみが生まれること自体がアトピーの悪化に直接つながるわけではありません。
かゆくなった患部を掻きむしってしまうことで、肌が余計にボロボロになって細菌や刺激などの影響をダイレクトに受けやすくなることが問題です。
かゆみは生理現象なのでまったく掻かないのは逆にストレスですが、「自分はどのくらいまでのお酒の量ならかゆみはでないのか」ということを事前にコントロールしておくことが大切です。
つまりアトピー肌ではない人にも言えることですが、「ほどほどのお酒」なら健康に良くても、飲み過ぎると悪影響が出てくる…ということですね。
もちろん、お酒を飲まなければそれによるかゆみも生まれないので、基本はなるべく飲まず、飲むなら悪化しないように自分でルールを決めて飲む…というのが重要です。
限界までお酒を飲んでしまうと上記のアトピーの悪化に加えて、急性アルコール中毒、アルコール依存症、肝硬変などの危険な症状の併発リスクが高まり、場合によっては昏睡状態になって命の危険性もあります。
会社員の方はお付き合いでお酒を飲む機会も多いと思いますが、どのくらい飲んだら症状が悪化してくるか、そもそも飲んでもいいのかについてはかかりつけの専門医の方に事前に聞いておくといいでしょう。
お酒の原料・添加物によってアレルギー反応を起こすリスクも
ほどほどのアルコールならアトピーにはそこまで影響がないといっても、お酒に入っている成分と個人の体質によっては悪化する可能性があります。
また、アルコールはアトピー性皮膚炎の炎症を悪化させます。
特にビールはビール酵母成分(カビ)を含むため避けた方が無難です。どうしても飲むときは焼酎・ウイスキー等の蒸留酒にしてください。
引用元:https://www.nc-21.net/case_blog/夏場のアトピー対策はココに注意!:久保dr-から/
また最近のお酒にはより美味しく飲めるように、香料などの添加物が使われているケースも多いです。
このように製造の過程で使われている原料・添加物にアレルギー反応を起こす体質の方は、当てはまるお酒の種類については控えるようにしましょう。
禁酒するとアトピー改善につながる…かは微妙
では、アトピーの方が禁酒をすれば劇的に症状が改善に向かうのかと言われると、はっきりと「そうです」と断言はできません。
もちろんお酒を飲みたくないのにどんどん飲むのは問題ですが、どうしても飲みたいのにわざわざ我慢して、それがアトピーの症状を改善するかは微妙です。
先ほどもお伝えした通り、やはりアルコールの量を自分でコントロールすることが大切になります。
以下、アトピーに悩まされていて、お酒のルールを決めて上手に向き合っている方のブログからの引用です。
禁酒して1ヶ月以上経過していたとしても、やっぱりアトピーがひどいときはひどいし、そこはもちろん様々な要因が絡み合っているのでお酒を断ったからといって目に見えて、改善されるわけでもなさそうです。
ただ飲み過ぎや、毎日続けてお酒を飲むのは全体的にアトピーを悪化させてきました。
そういう過去の経験をもとに自分の中では以下のようなアトピーのお酒ルールを持っています。
・お酒を飲むのは1週間に2回まで
・ビールで言えば中ジョッキ3杯くらいまで
・よっぽど特別なとき以外は飲みすぎない
・飲んで酔っ払ったまま寝ない、一旦酔いをさましてから寝る
(中略)酔ったまま寝るのではなく、帰ってお風呂に入って塗り薬を塗って、飲み薬を飲んでから寝ることで、症状の緩和にもつながります。
引用元:https://yudelog.jp/atopicalcohol/
アトピー肌の方はできるだけアルコールを継続的に摂取するのは控えた方がいいですが、どうしても飲みたい、あるいは仕事の飲み会がある…という場合はこの方のように自分でルールを決めて、その範囲で飲むことで症状の進行を防ぐことができるでしょう。
とはいってもお酒は絶対にダメ!という症状の方、体質の方もいるはずなので、やはり専門医の方にアドバイスをもらった上で、自分なりのルールを確立していきましょう。
まとめ
・アトピー肌の人がアルコールを飲みすぎると症状悪化のリスクあり
・できるだけ飲まないのが無難だが飲むなら自分でルールを作る
・体質などにもよるので専門医にも要相談を
掻かないことがアトピー改善の一番の近道
肌のダメージを促進させる最も簡単な要因は『掻かない』ことです。
掻くことで皮膚の傷ができ、そこから細菌が繁殖して、さらに悪化して痒くなり掻きむしるという悪循環が出ます。
そういった悪循環を止めるためにも最初の『掻く』ことを止めることを優先すると肌の状態がよくなったという報告をたくさん受けております。
しかし、肌の痒みを止めることは容易ではなく、それができれば苦労しないというのが現状です。
そのためにまずできることが、衣類の変更です。
インナーシャツなどの下着などを変えて肌への刺激を減らすということができます。
また、ナノミックス素材のチューブ包帯や手袋、インナーシャツは肌トラブルを抱えている方に非常に人気のアイテムです。
ついつい掻いて気持ちよくなりがちですが、掻かないことで回復を早くし自然治癒力や新陳代謝も養うことができます。
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「ナノミックス ってポリエステルでしょ?化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許(特許番号:第3884693号)も取得しています。
1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します!
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています!
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