「筋トレしてみたいけど、汗かいてアトピー悪化したら嫌だなあ・・・。どうなんだろ？」
こういった疑問にお答えしていきます。
各地で24時間ジムがオープンしたりと、世間では年を追うごとに筋トレ熱が高まっているように感じます。
では、アトピー肌の方が筋トレをするのは症状としてはどうなのでしょうか？
「代謝がよくなってかゆみが改善する」「汗をかくから悪化する」といろいろ言われていますが、実際のところはどうなのか調べてみました。
アトピーの人が筋トレをすると代謝がよくなり症状も改善する
まず結論からいうと、アトピーの人が筋トレをすることに特にデメリットはありません。
むしろ体をうごかして体温を上げて汗をかくことで、体の免疫力、代謝、保湿効果アップすることでアトピー肌の改善につながります。
適度な運動と、いい汗をかくことが大事です。
アトピー肌では汗がうまくかけず、汗が皮内にこもって炎症を起こしていることがあります。
普段から汗をかくトレーニングをして上手に排出させられるようにしましょう。
また、汗の成分が皮膚に残っているとかゆみを引き起こすこともありますので、汗をかいた後の処置に留意することも大切です。
引用元：https://medicaldoc.jp/column/201909p0574/
このように筋トレにかぎらず運動全般に言えることですが、免疫力の向上に加えていい汗をかいてスッキリすることでストレス解消にも有効です。
筋トレをして筋肉がついてくるとその部位の日常生活の基礎代謝も上がるので、より改善効果が期待できます。
もちろんどの程度のウエイトの器具でトレーニングをするか、どのくらいの回数を1セットとするかは、個人の体型、体質、アトピーの症状、過去のトレーニング歴などによって異なります。
これが絶対に正解！…というトレーニング方法はありませんが、とりあえず最初は無理せず軽いウエイトのものから慣らしていき、その重さが苦にならなくなってきたら少しずつ重量を増やしていく…という流れがおすすめです。
最初からあまりに重量がきついものを選んでしまうと、アトピー関係なしに腕、膝、腰などをケガする原因になります。
もしも体質や症状に気になるところがあり、トレーニングをするのが不安だと言う人は、事前に専門医に相談してみてください。
筋トレで汗をかくことがかゆくなる直接の原因ではない
「でも、筋トレでたくさん汗をかいたり、カラダがかゆくなるとヤバいんじゃないの？」と不安な人もいるかもしれませんが、筋トレで汗をかいたり、代謝があがって体がかゆくなること自体が直接症状の悪化につながるわけではありません。
もちろん筋トレ中に急激に症状が悪化した場合はすぐにトレーニングを中止してください。
むしろアトピー肌の人は汗をかく機能が弱まっているので、そのことがアトピーが慢性化してかゆくなる原因だとも言われています。
肌のバリア機能が低下しているアトピーでは、汗を送り出す「汗管」から汗がうまく排出されず、漏れて周囲の組織に刺激を与え、かゆみの原因になってしまいます。
また、かゆみの元となる物質のヒスタミンが汗を出にくくするという研究報告もあります。
（中略）
それだけでなく、治療に使われるステロイドの外用薬も発汗を抑制してしまうデメリットがあります。
ステロイド外用薬は炎症を抑えるメリットもありますから、適度なステロイド外用薬でヒスタミンも抑えつつ、普段からの汗かきトレーニングでいい汗をかけるようにしましょう。
引用元：https://medicaldoc.jp/column/201909p0574/
むしろ積極的に体を動かして発汗をうながしたほうが改善につながります。
汗は早めに拭き取り体も掻きむしらないことが大切
ただし汗をかいてもすぐ拭き取らず放置したり、勢いに任せて患部を掻きむしったりすることで、肌のバリア機能が余計に破壊されてアトピーの症状が悪化してしまいます。
肌の表面のバリア機能が低下することで、外からの異物（雑菌など）や刺激などの影響をよりダイレクトに受けることになります。
またバリア機能と同時に免疫力も低下するので、掻きキズやアトピー自体の症状もより慢性化する可能性が高くなります。
汗には雑菌が含まれているのでそのまま放置すると繁殖して、かゆみ・かぶれの原因になります。
結果「かゆいので肌を掻く→それが快感になってさらに強く掻く→肌がキズついてバリア機能低下→余計にかゆみが襲ってくるので掻く…」という、悪循環になるリスクが高いです。
筋トレで十分に汗をかいたらタオルで拭き取ったり、シャワーなどで早めに洗い落としましょう。
「汗はかいても大丈夫。ただしかきっぱなしではなく早めに拭き取る」…ということを心がければ、筋トレでのかゆみにストレスに悩まされることは少なくなっていくはずです。
プロテインを摂取するならアレルギー反応が出ないものを選ぶ
「筋トレしたあとにプロテイン飲む人多いけど、あれってアトピーに影響あるの？」という人もいると思いますが、筋トレと同じくプロテインを飲むこと自体はアトピーの悪化には基本的には影響しません。
プロテインとは？
大豆、乳製品などの原料に含まれるタンパク質を粉状にしたもの。水などの一緒にシェイクして飲むことで、筋肉の増強に必要なタンパク質を手軽にとることができる。
筋トレ直後の栄養補給や、空腹感の改善のために飲むのが一般的なタイミング。
ただし原料として使われている食物、あるいは添加物によっては、アレルギー反応を起こす可能性があるので気をつけましょう。
・ホエイプロテイン：牛乳
・カゼインプロテイン：牛乳
・ソイプロテイン：大豆
過去に牛乳や大豆食品を食べてアレルギー症状を起こした経験がある人は、摂取するプロテインの原料や種類には十分な注意が必要です。
Amazonなどでプロテインを購入するときは「どんな原料、添加物が使われているのか」成分表をしっかりチェックしましょう。
試飲をしてみてカラダに異常が起きたら、すぐに飲むのをストップしてください。
それでもどうしてもプロテインが飲みたい場合は、ホエイ（牛乳）→ソイ（大豆）など、アレルギー反応がない原料のものにシフトチェンジしてみるのも1つの方法です。
アトピーとプロテインのより詳しい関係については以下の記事もあわせてご覧ください。
→プロテインでアトピーはかゆくなる？摂取でどんな影響があるか解説
アトピー肌に刺激をあたえないウェアを選ぶのも大切
筋トレをするときは汗を拭き取ることと同時に、皮膚に刺激を与えずかゆみの発生を防ぐトレーニングウェアを選ぶことも大切です。
たとえば吸水速乾性が高かったり、生地の凹凸がすくない滑らかな素材のものを選ぶようにしましょう。
・吸水速乾性が高い：汗をかいてもムレたりベトつかずかぶれにくい
・なめらかな生地：肌がキズつきにくいので異物の侵入を防げる
肌を傷つけずに適度に汗をかいて、こまめにプロテインなどでタンパク質・アミノ酸を補給していけば、健康にもいいですしアトピーの改善スピードも早まっていくかと思います。
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「敏感肌とかアトピーでかゆくくて友達との会話に集中できない…」
「刺激が強いから服を着て外に出るのもイヤになる…」
「カラダが強くないから自分の免疫力を高めたい…」
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生地の糸1本1本を統一したことによるまるでシルクのような肌触り、吸水速乾にすぐれたナノミックスという生地を使用することで、服を着たときのこすれやかゆみを抑えます。
ショップでのレビューやユーザー様からも好評をいただいている商品が多数あります。
「ナノミックス ってポリエステルでしょ？化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許（特許番号：第3884693号）も取得しています。
１．炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
２．新陳代謝機能改善亢進剤
３．アトピー性／アレルギー性皮膚炎改善促進剤
４．潰瘍（かいよう）性皮膚疾患改善促進剤
５．免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します！
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています！
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