「お風呂に全身浸かるとどうしてもアトピーでかゆくなるんだよなあ・・・。半身浴って刺激もすくなくて効果あるって聞くけど実際どうなのかな?」
こういった疑問にお答えしていきます。
入浴することで適度な発汗や血行が広がることによってアトピーが改善する効果もありますが、毎回湯船に浸かるたびにかゆくなってうんざり…という方も多いはずです。
その分半身浴は全身浴よりかゆみが少ないと言われますが、アトピーの改善に効果はあるのでしょうか?調べてみました。
半身浴はアトピー改善の可能性あり
まず結論からいうと、半身浴をすることでアトピー性皮膚炎が改善する効果は見込めます。
半身浴には以下のような効果があり、どれもアトピーの症状をおさえることが期待できます。
・血管が広がり血の流れを促進する
・体温があがり免疫力がアップ(=アレルギー物質の活動を抑える)
・発汗によって肌の保湿がすすみ、乾燥をふせぐ
もちろん個人の体質、アトピーの症状の具合によって改善のスピードは大きく異なります。
場合によっては普段の入浴とおなじく皮膚のかゆみが誘発されてますし、長時間入りすぎるとのぼせてしまうリスクもあります。
アトピー性皮膚炎の方で「自分は半身浴をしてもいいのかな?」…と気になる場合は、まずは専門医にアドバイスをもらったうえで判断するようにしましょう。
半身浴は全身浴より体への負担が少ない
「でもお風呂に全身浸かっても血行よくなるし汗もかくから、半身浴と変わらないんじゃないの?」
…たしかに半身浴で得られる体温上昇や発汗などの効果は、ほぼ全身浴とおなじです。
しかし大きな違いとして、半身浴では全身浴にくらべて「心臓や体への水圧負担が少なくなる」という大きなメリットがあります。
NPO法人「日本アトピー協会」さんの通信紙では、以下のように書かれています。
一般的に全身浴よりも半身浴が良いと言われる理由は、肩まで湯に浸かると合計500kg以上もの圧力が身体にかかっていると考えられるからだそうです。
その圧力で血管、特に皮膚表面の静脈が 圧迫されて全身の血液が一気に心臓に戻るため、心臓内の血液量が増え、心臓にかかる負担が大きくなります。
また、水圧で押し上げられた横隔膜などの影響により肺の容量が減少し、これを補うために呼吸数が増えるのだそうです。
引用元:アトピーナウ 2020年7-8月号(http://www.nihonatopy.join-us.jp/now/atopynow_2020_07_08.pdf)
私たちは普段何気なくお風呂に全身使っていますが、そうすることで500kg以上の水圧を受け止めているんですね・・・。
当然、半身浴をする場合は水圧は全身浴よりも軽減されます。
またアトピーの症状が全身に広がっている方はお風呂に入ると傷口がしみたり、患部がかゆくなったりすることがあります。
しかし半身浴であれば単純に湯船に浸かる部位はほぼ半分になりますから、かゆみが少なくなることも期待できます。
つまり全身浴のよりも体温が上昇するのに時間がかかりますが、刺激や負担をすくなくしつつ、肌を保湿して代謝を高めていくことが可能になるわけです。
おすすめは38〜40度で20〜30分つかること
全身浴より長く浸かることが多い半身浴ですが、上でも書いたようにあまりにもお湯の温度が高ければかゆみを誘発しますし、長時間入るとのぼせる原因にもなります。
浴室換気暖房乾燥機の専門店「すみーく」さんの記事では、半身浴におすすめの温度、時間などについてこのように書かれています。
半身浴に適したお湯の温度ですが、一般的には38℃~40℃と言われています。
(中略)入浴開始から効果的に発汗するまでは平均20分程度と言われていますので、20分以上~30分くらいが一般的には半身浴の適正時間と言えます。
ただし発汗の状態や体力にはとても大きな個人差がありますので、体の深部が温まっているサイン「じわじわと発汗」していて「もう十分」と感じれば20分以下でもそれが適正な時間です。絶対に無理や我慢をしないようにしましょう。
引用元:半身浴の正しいやり方と時間!効果が出ないNG行為も(https://www.yokusitudanbou.com/blog/?p=1502)
つまりまとめると(個人差はあるものの)お湯の温度は38〜40度、入浴時間は20〜30分が半身浴には適しているといえそうです。
さきほども引用した日本アトピー協会さんの通信紙では「しかし、37~39°C程度のぬるめの微温浴は副交感神経を刺激することから、軽度の血圧・心拍数・体温の変化は認められるものの、血流が促進されて身体の芯から温まり、湯冷めもしにくくなるそうです。(引用元)」と書かれています。
あまりに温度が高いと血管が広がりすぎてかゆみを引き起こす可能性があるので、自分は何度くらいがちょうどいいのかを試してみることをおすすめします
また半身浴をするときは以下のポイントも気をつけるようにしてください。
・こまめにペットボトルなどで水分補給をする(脱水症状防止)
・お風呂上がりは汗はすばやく拭きとる
・お風呂上がりのスキンケアはしっかりと行う
汗をかいたまま放置すると湯冷めやアトピー悪化のリスクがあるので、タオルで早めに拭き取るようにしてください。
それでも体がかゆくなるならシャワー、足湯もおすすめ
「半身浴でもどうしてもアトピーがかゆくなるんだよなあ」…という方には、さらに体への負担が少なくなるシャワー浴や足湯も試してみてもいいでしょう。
どちらも半身浴、全身浴ほどは体温を上げる効果はありませんが、患部へのかゆみや負担もよりおさえることができます。
あまりにもかゆみがひどい場合は無理してお風呂に入る必要はありませんが、長期間入浴しないと体に垢や汚れがたまってアトピー悪化の原因になったり、代謝がなかなか上がりません。
どうしてもお風呂に長い間入れない…という人は、濡れタオルで定期的に体を拭くなど、できるだけ皮膚を清潔に保つように心がけましょう。
自分に合った方法をさがして、実践してみてください。
普段からアトピー肌へ刺激を与えない服を着るのも大切
日頃のアトピー対策として入浴に気をつかうのも大切ですが、普段身につけている洋服やパジャマもできるだけ低刺激のものを選びましょう。
刺激のすくない服であればそのぶん肌へのダメージやキズも抑えられるので、擦れたときに痛くなったり、かゆくなったりすることを防ぎます。
あまりゴワゴワしたような素材はさけて、肌触りのやわらかいコットンや、吸水速乾にすぐれた高機能ポリエステルが使われている服を選ぶのがおすすめです。
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「敏感肌とかアトピーでかゆくくて友達との会話に集中できない…」
「刺激が強いから服を着て外に出るのもイヤになる…」
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こういった肌やカラダに関する悩みをお持ちの方は、ワンポイント株式会社が製造する衣類ブランド『ナノミックス』がおすすめです。
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生地の糸1本1本を統一したことによる、シルクのようななめらかでやさしい肌触り、吸水速乾にすぐれたナノミックスという生地を使用することで、服を着たときのこすれやかゆみを抑えます。
「ナノミックスってポリエステルでしょ?化学繊維だからちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、はじめてポリエステル素材が登場した昭和30年代とくらべると肌触り、速乾性もコットン素材に負けないくらい大幅に進歩しました。
また着るだけで代謝をアップさせて免疫力の低下予防、アトピー肌を改善する効果も認められ、実際に2004年に特許(特許番号:第3884693号)も取得しています。
1.炎症性創傷皮膚組織再生機能改善促進剤
2.新陳代謝機能改善亢進剤
3.アトピー性/アレルギー性皮膚炎改善促進剤
4.潰瘍(かいよう)性皮膚疾患改善促進剤
5.免疫機能低下予防及び改善剤又は発毛・育毛促進剤
汗をかいてもすぐに乾く素材なのでかゆみや湿疹の予防、アトピーの悪化・再発防止にも活躍します!
こういった効能が評価されて、国際保健協会からの認可もいただいています!
実際に着用された方からも、多くのお喜びの声をいただいています。
日付:平成22年3月2日 氏名:T 様 使用者性別:女性 使用者年齢:7歳
使用期間:平成22年3月2日 ~ 平成22年3月22日
アトピー性皮膚炎 – カサカサ肌。 4ヶ月ごろから肌に湿疹ができ、肌もかきむしってひどく病院で「食物アレルギー」と言われ、食べ物に気を付け、ステロイド剤をぬって良くなりました。 でも、成長するにつれて、特に冬になると肌が乾燥してかゆくなる事が多く、血がでてしまうほどかいてしまいます。
サポーターをするようになってから少しずつ赤みもきえて、あまりかくこともなくなりました。 まだ3週間ほどですがきれいになっていくのがよくわかります。子供も自分でサポーターをつけて頑張っているので続けていきたいと思います。
他にも多くのお客様から「アトピーが改善した!」というお喜びの声をいただいています。
詳しくはナノミックスECサイトの「お客様の声・感想」のページもご覧くださいませ。
いままで皮膚科でステロイド剤とかで治療してきたけど、もっとラクにアトピー肌を改善したいな…という人には、きっとナノミックスがお役立ちいただけます!
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