「ウイルスとか花粉のためにマスクつけてるけどFaceID認識しないんだよなあ…。どうやって学習させたらいいんだろう」
こういったお悩みについてお答えしていきます。
iPhoneでは2017年に販売開始した「iPhone X」からFace IDという顔認証システムを採用しています。
画面に向かって事前に登録している顔をかざすだけでロックが解除されるの便利なシステムですが、最大のデメリットがマスクをしているとほぼ認証ができないということ。
特に最近では新型ウイルスの流行や花粉のシーズンと重なることで普段よりもマスクを着用する機会が増えた…という人も多いでしょう。
では、マスクを着用した状態でFace IDを認証させる方法なないのでしょうか?調べてみました。
マスクを鼻の下までズラせば60%の確率でFaceID(顔認証)はクリアできる
最初に結論をお伝えすると、マスクを着用したままFaceIDを認証させるには「鼻の下までマスクを下げる」と効果的でした。
実際に筆者がオフィス内で鼻を下げながら学習するか実践してみたところ、およそ10回中6回(60%)は顔を認識してロックが解除されました。
実験してみた機種やiOS環境は以下のとおりです。
機種:iPhone XR
iOS:13.3.1
具体的に下げる位置としては「鼻の下と上唇の間」くらいまで。
つまり口元はマスクで隠れていますが鼻はすべて出ている状態です。
「成功率60%かー。低いなあ…」と感じる人もいると思いますし、確かにできれば100発100中で成功して欲しいのが正直なところ。
しかし本来であれば口元まで完全に露出しなければ認証しないはずですが、鼻まで下げるだけである程度ロックが解除できると考えればまあ悪くない結果ではないかと思います。
「口元まで出すのは予防的にちょっとなあ。パスコード打つのも面倒だし…」という人は1度試してみてはいかかでしょうか。
中には鼻までマスク付きで10回中10回、顔認証に成功した人も
一方で、同じくiOS13.3.1を使用した人で鼻までマスクをつけて、顔認証に10回中10回成功した方もいらっしゃいました(以下引用)。
だが記者が本日、マスクで鼻まで覆っている状態でiPhoneのスリープを解除したら、すんなり認証されるようになっており、驚いた。まさか、と思って10回試してみたが、10回すべて解除に成功した。Face IDのアルゴリズムが変わったのだろう。(中略)
SNSを検索してみると、iOS 13.3.1以降でマスク着用時のロック解除に成功した、という声が多いようだ。今回の検証にもiOS 13.3.1を使った。ちなみにテストに使ったのはiPhone 11 Pro Maxだ。
引用元:https://www.phileweb.com/review/column/202002/23/962.html
おそらく推測ですが、iOS13.3.1になってからすぐに認証できる人もいれば、最初はできなくても何度もAIが学習することによって、マスク付きでロック解除できるという人も多数いるとはずです。
このあたりは使っているiPhoneの機種、認証する人の骨格、屋外や屋内、AIの学習頻度などによってどうしても差は出てくると思います。
鼻まで出した状態であれば「もう一つの容姿」でFaceID登録ができた
「でもいちいちマスクを鼻まで下げて認証するのもなあ。しかも認証率も微妙だし…」という人は、「もう一つの容姿」を設定すればより認証がスムーズになります。
ホーム画面 → 設定 → Face IDとパスコード → もう一つの容姿を設定
こちらも筆者が実際に試したところ、鼻の下までマスクを下ろした状態であれば問題なく登録することができました。
こちらもAIが学習するまで認証率はやや安定しないかもしれませんが、何もつけない素顔よりもロック解除の精度は上がっていくと思われます。
もちろん口元を映さずにロック解除ができるのでセキュリティが不安な人は定期的に顔登録を変更するといいかもしれません。
そもそも指紋認証(Touch ID)はなぜ廃止に?
普段からマスクを着用する人も多い日本ではiPhone8まで採用されていた「Touch ID(指紋認証)」の人気はまだ高いですが、また改めて復活することはあるのでしょうか?
そもそもなぜ最近のiPhoneから指紋認証がなくなったかというと、どうやら「ホームボタンをなくしてフルスクリーンを採用したかったから」という説が有力のようです。
では、なぜ指紋認証をやめてしまったのか?それは、ホームボタンを無くして画面を大きくしたかったそうです。ちなみに、タッチ画面には指紋の溝を読み取れるほどの性能はないので、指紋認証を無くさざるを得なかったそうです。
引用元:https://kanshiki.com/blog_post/iphonexから指紋認証が消えたわけ・・・/
また残念なことに、マスクをつけたままでも顔認証のロック解除する方法についても、アップルでは現時点では考えていないとのお話もあります。
こういった声を受けても、マスクをつけたままFace IDを解除する機能については、Appleの幹部は「実現する気はない」と述べているとのこと。
たしかに、データの安全性を確保することが優先。ロック解除の手間を減らすためにAppleがセキュリティを緩めるのでは、本末転倒な気もします。
引用元:https://by-them.com/420505
マスクをつけたままだとほぼ目元しかわかりませんから、セキュリティ機能としては信頼性が大きく下がってしまうのもわかります。
それにフルスクリーンなら画面は見やすくはなりますが、いま台頭している中華製スマホでもタッチ画面で指紋認証できる端末もあるので、アップルにはもうちょっと頑張って欲しいところです。
指紋認証が復活するかはアップルの動向次第?
2020年5月に発売された「iPhone SE(第2世代)」では指紋認証が復活しましたが、こちらは厳密にいうと最新のiPhone…かと言われるとちょっと違うと思います(どちらかというとリメイク品?)。
新型のiPhoneで指紋認証が復活することを期待する人も多いですよね。
こちらもアップルの動向次第にはなりますが、おそらくもし復活するとしたらFace IDと両立する形になると思われます。
【追記】
2020年10月14日に最新版のiPhone12シリーズがアップルから発表になりました。
一部では「新型ウイルス対策のためにTouchIDとFaceIDを両立するのでは?」と言われてましたが、残念ながら結局はいままで通りFaceIDの搭載のみになりました。
「なんで指紋認証が復活しないの?」と不満に思った人も多いと思います。
あくまで噂レベルですが今回のウイルスが流行し始めたころはすでに本体はほぼ完成間近で、ここからTouchID機能を追加するのは時間的にもコスト的にも現実的ではない…と言われていたようです。
もしも指紋認証が復活するならiPhone13(仮)以降になりますが、上記のアップル幹部の発言や、わざわざ廃止したものを復活させる手間などを考えると、ちょっと可能性としては高くないのかもしれません。
ヨーロッパやアメリカではマスクはあまり一般的ではない?
そもそもiPhone製造元のアップルの本社あるアメリカ、そしてヨーロッパではマスクをするのが日本にくらべてそこまで一般的ではないと言われています。
以下は2019年にフランスでのマスク事情について書かれた記事の引用です。
風邪が流行する季節のパリを見回してみよう。マスクをつけている人が一人もいない、と言っても過言ではない。
地下鉄でも、バスでも同様で、人々は周りを気にせずに咳やくしゃみをしている。日本人の筆者からすると、マナー違反に思えてしまうし、自分の風邪予防のためにマスクをつけたくなる。 しかし、フランスでは、「予防のためのマスク着用」という概念もさることながら、風邪を引いている人すらマスクをつけていない。
なぜ、風邪を引いていてもマスクをつけないのか。まず、マスクをつける人=単なる風邪の患者という考えではなく、少なくともインフルエンザ以上の、重い感染症を患っている人、と考えられているからのようだ。
引用元:https://www.fnn.jp/posts/00428490HDK
もちろん各国によって細かい違いはあると思いますが、日本のようにマスクをしているのが一般的な国の方が珍しいのかもしれません。
だからこそ、大半の国のユーザーが気軽に顔認証ができるFace IDが採用されたのだと推測できます。
しかし今回の新型ウイルスがきっかけで欧米各国でマスクをする習慣ができた場合、ユーザーの需要に応えるためにアップルも顔認証と指紋認証を両立する可能性は高くなるかもしれません。
まとめ
- マスクを鼻の下まで下ろせばFace IDは認証しやすくなる
- より成功率を高めるなら「もう一つの容姿」を設定する
- 「Touch ID」が復活するならおそらく顔認証との両立?
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