【アベノマスク】布マスク2枚配布で汚れや虫が混入？返品や交換はできるのか問い合わせ先も解説します

「なんか配られてる布マスク2枚に汚れがあったりするって聞いてるけど、実際どうなんだろう？」

この記事ではこういった疑問にお答えしていきます。

 

新型コロナウイルスの流行への対策として、通称「アベノマスク」と呼ばれるように安倍政権がマスク2枚を配布すると4月に発表しました。

実際に東京エリアなどでは病院や介護施設などを優先として、すでに配達がはじまっているようです。

 

しかし、届いた布マスクに汚れがついていたり、虫が混入したりしているという声が続々と上がっています。

口に付けるマスクですし、そういった不良品は交換ができるのか調べてみました。

汚れや虫の混入による不良品の交換はおそらく可能

まず結論からお伝えすると、こういったマスクの汚れや虫の混入などの不良品については、日本政府（厚生労働省）は自治体を通じて交換に応じるということです。

厚生労働省は１８日、政府が国民に配布を始めた布マスクの一部に、汚れが付着するなどの不良品が見つかったと発表した。

妊婦向けのものが中心だが、学校への発送分では虫の混入なども確認されているという。同省は不良品を回収し、交換に応じる方針。（中略）

同省は市町村に発送前の確認の徹底を求め、メーカーには検品強化などを要請した。担当者は「不良品を見つけたら、居住自治体に申し出てほしい」としている。

引用元：https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200418-OYTEW497412/

上記のようにもし到着したマスクに汚れがついていたら、まずは自分が住んでいる自治体（市役所や役場）に申し出て「不良品だが交換ができるかどうか」を訪ねてみるといいでしょう。

ただしどの窓口に行って申請すればいいのかなかなかわかりにくいので、まずは役所の総合窓口やお近くの職員さんに聞いてみてください。

返品したマスクがすぐに交換されて届くかは微妙

ただし布マスクの交換を申し出たとしても、新しいマスクがすぐに届くかはかなり微妙なところだといっていいでしょう。

「すぐ」というのは各個人によってとらえ方が違いますが、筆者の予想では交換の申し出から新しいマスクの到着までは早くて1週間、遅ければ1ヵ月ほどは時間がかかるのではないかと思います。

• 早く届く：交換申し出から1週間ぐらい？
• 遅く届く：交換申し出から1ヵ月ぐらい？

後からお話しするように東京以外でのマスクの配布の実施がなかなか進んでいないことをふまえても、返品による交換にも相応の時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。

東京以外でのマスク配布はまだ多くの県で「発送準備中」

「で？布マスクはいつぐらいに配り始めるの？交換もなにもまだ手元に届いてさえいないんだけど」…という方も多いと思います。

そこで厚生労働省が発表している「布製マスクの都道府県別配布状況（参考リンク）」を調べてみました。

5月13日現在で布マスクが配布中および配布開始予定日が決まっている自治体は以下の通りです。

上記をのぞいた県についてはまだ「準備中」です。

東京、大阪、福岡などコロナウイルスの感染が広まっている特別警戒区域で優先的に配布されていますが、それでもGW明けごろまでは東京以外の県すべてで「準備中」という表記になっていました。

政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全世帯２枚ずつ配布を決めた布マスク（通称：アベノマスク）について、厚生労働省が開設する都道府県別配布状況のページが、東京都以外の46道府県すべてで「準備中」のままになっている。

引用元：https://www.daily.co.jp/society/life/2020/05/08/0013327255.shtml

特に感染が広まっている東京を優先するのは仕方ありませんが、配布開始から1ヵ月弱でようやく他の自治体でも配りはじめているという状況。

ここまで時間がかかっている原因についてはいろいろありそうですが、冒頭でお話しした虫や汚れによる不良品マスクの回収、再検品が大きいと思われます。

日本全国にマスクが行き渡るまでにはまだ時間がかかりますし、同時に交換についてもスピーディな対応はなかなか難しいと考えておいたほうがよさそうです。

【追記】筆者のところにも布マスク到着、問い合わせ先も掲載

大阪市内に住んでいる筆者のところにも、布マスク2枚が到着しました。

大きさは素人採寸ですが以下の通りです。

差出人は「厚生労働省医政局経済課（マスク等物資対策班）」というところ。

5月18日にポストにて確認しましたが、もしかしたらその数日前に投函されている可能性もあります。

事前に言われているような「小さい」「汚れている」という印象はありませんでした。

ただし同じく市内に住んでいる知人宅にはまだ届いていなかったということで（5月20日確認）、同じ地域でも到着までには時間差があると考えられます。

マスクの袋の裏面には「布マスクの全戸配布に関する電話相談窓口」という問い合わせ先が載っています（画像右下）。

「汚れが気になって付けるのが嫌…」という人は、こちらのフリーダイヤルに問い合わせて交換が可能か聞いてみてください。

汚れが気になるなら交換には期待せず他でマスクを手に入れる方が無難

「マスクは早く届いてほしいけど汚れがあったらいやだなあ…」という方への現状での効果的な解決方法は、「他でマスクを手に入れる」ことでしょう。

これを言ってしまうと元も子もないですが、もし届いたマスクが不良品の場合、何度も書いた通り交換してすぐに新しいものが届くことはなかなか期待できません。

最近ではようやくドラックストアなどにもマスクが少しずつですが並び始めているので、ウイルス対策をしたい人はそちらを入手することも検討してみてください。

まとめ

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「どこにいってもマスクが全然手に入らない…」

「布マスクが配られるのはいいけど、家族の人数だと2枚じゃ足りない…」

「自分でマスク作りたいけど、どんな布がいいかわからない…」

 

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